ギターのレッスンについて                   
合理的なフォームをボサノヴァの名曲でレッスン
 
ボサノヴァのビートはとてもシンプル、けれどもギターの弾き方は難しい、と思っていませんか? 当スクールではクラシカル・ギターのオーソドックスな奏法を基にボサノヴァ・ビートをシンプルに表現するためのオリジナルメソッドを使用しています。

 ビギナーコースでは、右手が弦に触れる動作のエクササイズ、次に2拍子で6通りのアクション(基本の発音動作)を練習します。ひじから手首まで軽く振るようににしてタッチ&リリースがリズムに乗ると、すぐボサノヴァのベーシックパターンに到達します。ここまでは右手の動き、いわゆるバチーダ奏法を体得することに集中します。打楽器的なスピード感を指先に。

 次は左手、2つのコードを反復するコード・チェンジのエクササイズ。ボーカルの息継ぎを妨げない合理的なコードフォームの定着を図ります。

 そして音源のある楽曲で応用レッスン。ベーシックパターン、シンコペーションのパターン、コードフォームのポジション位置、コードチェンジの安定度をチェックしながら進みます。ポイントは演奏姿勢をバランス良く保ち、コードのベース音を聴き取ること。毎回のレッスンは前回の修正の確認から、滑らかな動作になるまで細かな修正が続きます。

 楽譜には独自の記譜法によるコード・ダイアグラムを併記、五線譜を読むことが苦手でも、まったく問題ありません。